自然綿と共に人も環境も健やかになる暮らしへ(株)布良 八街市 

  2026/10/15

講演活動等で全国を飛び回っている、艶やかで穏やかな笑顔が印象的な前島社長に、布良を立ち上げたきっかけを伺いました。
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以前、海洋調査船の乗組員として従事していた頃、興味を抱いている若かった前島社長に調査員がどんなことを調査しているのか説明をしてくれたそうです。水質(汚染)、水温、海中のプラクトンなどの微生物の量などの推移を数年間に渡って記録し、海の環境の変化を検証していたそうです。
データーでは明らかに年々、海の環境が悪化していることがわかる状況でした。

布良立ち上げのきっかけ

その後、乗組員から起業し仕事に邁進する日々を送られ、いつの間にか体調を崩し、精神的にも不安定な状態になっていったそうです。
そのタイミングで健康回復のために発酵を紹介してくれたかたの縁で、発酵(微生物との関わり)にたどり着き、洗剤を使わず油汚れの食器も綺麗にする自然綿を知ることになったのだとか。
清流の中で遊んだ幼少期や、乗務員の時代の体験から、魚が泳いでいる水槽に洗剤を入れると元気に泳いでいる魚がしばらくすると皆、お腹を上にして動かなくなる姿を見て衝撃を受けました。
洗剤の生態系への悪影響と汚染された海水は太陽や月の光を汚染物が障害となり屈折させ、海底に向けて光が遮られてしまう。命を育むことのひとつである光合成が出来ないことに危惧したそうです。
汚染水を少しでも海に流さないために、家庭で日常的に使用される洗剤を減らし、未来に向け自然環境の保全に役立てることこそ生命全てを守り、健やかに暮らせる環境作りになるという思いが会社設立のきっかけとなりました。

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布良の綿花の種は、遺伝子組み換えをされていないうえ、もともとの綿花の原種です。
そして何より大事なのは、農薬や肥料を加えず自然のままの栽培で育成させることで、本来の綿の特性がいかされます。綿の花は清楚な白色です。白色からピンクに変化しながらしぼんでいき今度は実が大きく膨らんでいきます。実は乾燥とともに開いていき、ふわっとした綿が出てきます。
撮影した日は、長雨の天候で例年より少し成長が遅れているそうですが、お天気になると一斉にポンポンと弾けるように白い綿があちこちに現れます。
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1つに見える綿花の白いワタは50個くらいの種を守るための綿毛の塊だと知りました。
実際に触ると確かに硬い種があります。麻や絹との違いの中で特筆すべきことは、綿の繊維は二重螺旋であること。それは、人のDNAの形と似ています。
また、種を守るための綿毛の役割。
人の身体を種と模してみたら、綿毛から紡がれ織られた布は纏った身体を守ってくれるようです。

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㈱布良の綿素材の特性について、水の研究者の江本勝氏が調べてくれた水の変化の写真があります。難しい説明より、その美しい水の結晶への変化は水分量が55%以上ある人の身体に良い変化をもたらすと想像出来ます。

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これからの展望

海を守ることは、地球を守ること。誰もが実践出来ることのひとつとして洗剤を使わず自然環境汚染を進めない活動「ふらのわ」(~布良の輪・和・環~)を行っているそうです。
「身近に家庭栽培に綿花を加えて育てることが出来る仲間が増えることを目指しています。」と話されていました。
前島社長からは、布良の素材の不思議なお話も沢山伺うことが出来る講演会や、
10月から12月の間、収穫体験の出来る日を含め、様々なイベントや取り組みについての日程や詳細は、HPでご確認出来ます。
記者自ら布良の製品は使用して感動しています。
記事を通して、ひとりでも多くの方に知って貰いたいという気持ちで取材させて頂きました。

取材及びライター 女将こと牧由宮
*掲載内容は取材日時点のものです。
取材日 2026.9.30
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DATA
株式会社布良
住所 八街市上砂42-9
TEL 043-310-7000 
FAX 043-310-7717
定休日 土・日・月・祝日
HP https://fulanowakai.com
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