法華経寺参道に「なかやまBASE」始動「株式会社地域会議」地元に根ざした拠点運営手法で着手
9/9(火)法華経寺参道に「なかやまBASE」始動
「株式会社地域会議」地元に根ざした拠点運営手法で着手
法華経寺参道の市川市側商店会の一角に9月1日、地域活性化拠点「なかやまBASE」がオープンした。
市川市が募集した事業を株式会社地域会議(市川市:上坂理代表)が受託し、なかやま参道にぎわいプロジェクトを立ち上げ運営を担う。拠点は旧湯浅寫眞館跡地を活用し、チャレンジショップやワークショップなどを通じて商店街のにぎわい再生を目指す。
上坂さんは、これまで千葉県よろず支援拠点でチーフコーディネーターを務めるなど、県内中心に全国的に地域振興や起業支援に携わってきた人物。今回の事業について「仕様通りのイベントを外部の大手企業が受託・運営するのではなく、地元に根差した人々と一緒に取り組みたい」との思いから運営に名乗りを上げた。
施設は築70年を超える建物を改修し、水回りや電気設備を整備。1階部分には期間限定の「チャレンジショップ」を導入、飲食や物販に挑戦する出店者が3か月単位で利用できる。現在は「革工房yino(イーノ)」井上祐司さんが入居、11月末まで営業予定。今後の新規出店者募集は来月早々に開始するという。
敷地内のガレージスペースでは、週末にガレージセールやフリーマーケットの開催も予定。また、ワークショップやマルシェ、音楽イベントなども企画されており、「中山BASE」という総称のもと、複数の機能を統合した地域拠点としての活用を図る。
9月18日には商店会やまちづくり協議会、市関係者、地元住民を招いたお披露目会を実施。新聞社など報道機関も招かれる予定で、地域活動の拠点として市川エリアで活躍する関係者を巻き込み場づくりに専念する。「地元住民が自然に足を運べる場所にしたい。新しい取り組みが常に生まれる場になれば」と上坂さんは話す。
また、9月27日には一般公開のトークセッション「下総中山マニア」が予定されている。千葉の郷土史家・明里さんとマチアルキスト地図ラーさんが登壇する。参加はで問合せメールからの事前受付けが必要。
営業時間は午前10時~午後6時、水曜定休。問い合わせはなかやま参道にぎわいプロジェクト(中山BASE)。










