[千葉の原石]船橋市立船橋高校1年生 滝口太耀さん(16) 【稲毛新聞2026年2月27日号】

  2026/2/26
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高さを武器に、次のステージへ

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「バレーボールをしている時間が、いま一番楽しいです」
 そう語るのは、船橋市立船橋高校1年生の滝口太耀(たきぐち・たいよう)さん、16歳。
 中学1年生のとき、友人に誘われたことをきっかけに競技を始めた彼は、195センチの身長を生かしたスパイクとブロックを武器に、着実に力を伸ばしてきた。
 
 バレーボールを始めた当初は、「とにかく楽しい」という気持ちが先行していたという。だが、練習を重ねるうちに、自分のプレーが通用する瞬間が増え、次第に「もっと上を目指したい」という思いが芽生えていった。
 
 彼の強みは、その高さを最大限に生かした攻守両面でのプレーだ。高い打点から放たれるスパイク、相手の攻撃を封じるブロックは、チームにとって大きな武器になっている。
 
 そんな滝口さんにも忘れられない悔しさがある。春の高校バレーで、広島県の強豪・崇徳高校と対戦し、フルセットの末に敗退した試合だ。
「あと一歩で勝てた試合でした。自分たちの力がまだ足りないことを痛感しました」。
 その悔しさを、彼は前向きなエネルギーへと変えた。新チームの一員として、インターハイ、そして再び春高の舞台に立つため、基礎からもう一度やり直す覚悟で練習に打ち込んでいる。
「誰よりも練習する。そう決めました」
 
 将来の夢は明確だ。SVリーグの選手になること。そして現在、U18日本代表候補合宿にも呼ばれており「日の丸を背負う選手になる」という目標も胸に抱いている。
「日本代表としてプレーすることは、小さい頃からの憧れです。簡単な道ではないけれど挑戦したいです」
 
 もしその夢が叶ったとき、真っ先に伝えたい相手は、いつもそばで支えてくれる両親だという。
「ここまで続けさせてくれたことに感謝したいです」
 
 最後に、いまの自分へ向けたメッセージを聞くと、力強い言葉が返ってきた。
「更なる高みを目指して練習しなさい。誰よりも練習しろ」
 高さという武器に、努力という覚悟を重ねて。滝口太耀さんの挑戦は、ここからさらに大きくなっていく。
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