第3回 二上俊久さん(カミちゃん)

  2026/4/21
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千葉市海まつり協議会(愛称:チーム海machi)には「かつて目の前に海があった=“海まち”文化を未来へ継承しようと、とってもステキな人たちが参加しています。「海machiのひとびと。」では毎回、メンバーに「スマホにあるお気に入り画像」「地域の好きなところ」をお伺いし、メンバーの熱い想いとみなさんへのメッセージをお伝えしていきます。第3回のインタビューはご当地AIロボ「ギガントサムガワー」を開発した千葉市海まつり協議会の3Dクリエイティブディレクター・二上俊久さんです。
(なお、画像のロボは千葉みなとのご当地AIロボ「チバミナコChiba.M.I.N.A.Co」)

生まれてからずっと住んでいます

千葉市中央区長洲(ながず)で生まれて、ずっとここで育ちました。二神敏久(ふたかみ としひさ)です。千葉市海まつり協議会で「3Dクリエイティブディレクター」という肩書きで、ARや3Dを使った地域の発信づくりをしています。

ポートタワーの前にある浜が好き

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千葉ポートタワーの前にある浜
ご当地ロボのカードと一緒に

中学・高校ぐらいの頃から、考え事したい時とか、集中したい時とかに行って、海を見ながらやることが多かったですね。ご当地ロボもここで考えました。

“埋立地”だからいいこともある

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平らで見渡しのよい長洲の風景
埋立地ではありませんが、縄文海進の時期は海の底でした

千葉の埋立地って、平らで見渡しがきくんですよね。東京とか坂が多い街に行くと疲れるんですけど、こっちは歩きやすいし、遠くが見える。その感じが好きです。

この地域の夏といえばコレ!

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御浜下り
左の画像で高張提灯を持って中心に立っているのが僕です。祭りで1つの役割を与えられると、他の役割についても考えられ、祭り全体を見ることができます

御浜下りって、僕の中では「この地域の夏といえばコレ!」みたいな存在なんですよね。毎年夏になると、町会の掲示板に貼られるポスター。そこにはポートタワーと神輿と祭り装束が描かれていて、「ああ、今年もこの季節か」ってなる。そういう当たり前の風景でした。

当たり前にあったお祭りや地域の営みが、これからも続いていくといいなと思いながら、自分の“できる形”で手伝っています。

ご当地AIロボで地域貢献!

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「ギガントサムガワー」
僕が開発した千葉市海祭り協議会公式AIロボ「ギガントサムガワー」です

ARは簡単に言うと、「スマホのカメラ越しに、現実の場所に3Dを出せる」技術です。昔のARってマーカーが必要だったんですけど、今はスマホ側が地面とか平面を認識してくれるので、マーカーなしでも置けちゃうんですよ。しかも、光の反射までそれっぽく計算してくれます。

僕は3Dモデルを手で作ってます。点を置いて、線にして、面にして、立体にしていく。地味なんですけど、積み上げていく感じです。作ったものはWebで呼び出せる形にして、現地で思いついたらその場でAR表示して撮影できます。

大事にしているのが「AIのローカライズ」です。例えば、僕の名字は「ふたかみ」なんですけど、聞き手がAIだと、「ふたがみ」に変換されてしまうことがあります。地名も「長洲(ながず)」が「ながす」になる。さらに、寒川神社も神奈川県の寒川神社と混同されてしまって、住民の方が混乱するケースが多く見られました。だから、AIにチューンナップやローカライズをして、単に検索で一番上に出てくる情報じゃなくて、「この地域の人が本当に知りたい情報」にたどり着きやすくする。その考え方で作っている仕組みが「ご当地ロボ」です。

みなさんへのメッセージ

これから地域のコミュニティを考える時に、僕は「興味」がかなり重要になると思ってます。町内会みたいな地縁の組織って、どうしてもマンションが増えると参加率が下がっていく。これは「魅力がないから」だけじゃなくて、構造としてそうなりやすい未来があると思うんです。

じゃあ、そういう人たちの居場所って何だろうって考えると、地縁でつながるよりも、自分の“好き”や“興味”で集まるほうが自然なんじゃないかと思ってます。例えば、イラストやアニメ、プラモデル、ゲーム、TRPGみたいな集まり。そういう「興味ベースで集まっているチーム」が、将来的に神輿チームとして参加できたりしたら面白い。「趣味でつながる」 →「 お祭りに参加する 」→ 「町内会ともゆるくつながる」みたいな循環が作れるんじゃないかなって。

地域内の人も、地域外の人も関係なく、楽しんでもらえるならみんな歓迎です。10年後、今あるものが失われずにちゃんと続いている。そこにつながる動きを増やしていきたいと思っています。

二上俊久さんが作成のご当地AIロボ
チバミナコChiba.M.I.N.A.Co
ギガントサムガワー
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