飯沼観音「銚子大仏」が銚子市指定有形文化財に認定 認定記念式典も

  2026/5/28
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 真言宗飯沼山圓福寺(銚子市馬場町1)の「銚子大仏」が銚子市指定有形文化財に認定され、指定記念式典が5月16日、同寺で開かれた。式典では銚子市教育委員会の中西健教育長から、平幡照正住職へ認定証が手渡された。

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挨拶する円福寺の平幡照正住職
 銚子大仏は江戸時代中期の正徳元年(1711年)に建立された銅造阿弥陀如来坐像で、高さ約5.4メートルを誇る大型仏像として、長年地域住民に親しまれてきた。

 また、江戸時代に造立された大型鋳造大仏の中でも珍しい構造を持つ点が特徴。全体は16の部品から構成され、頭部2部品、体部14部品を組み上げる独自の製作技法が用いられているという。

 こうした技法は他の江戸大仏にはあまり見られず、学術的価値の高さが評価された。ふくよかな顔立ちや、頭部がやや大きく肩幅の狭い体形など、造形面でも個性的な特徴を備えている。

 銚子大仏は第二次世界大戦の戦火も免れ、長年にわたり地域の信仰のシンボルとして守られてきた。圓福寺は「飯沼観音」としても知られ、観光客や参拝客が多く訪れる銚子市内有数の寺院だ。
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式典では銚子大漁節で祝う一幕も
 式典では関係者らが参列し、文化財指定を祝った。平幡住職はあいさつで、「銚子の文化遺産として、多くの方に知っていただき、日本全国にも広めていきたい」と話した。また、建立から315年目となる節目の年での指定について、「最高の年に文化財指定を受けることができ、大変感慨深い。今後も多くの方に参拝していただき、銚子の歴史や文化に触れてほしい」と喜びを語った。
銚子経済新聞編集部準備室
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