習志野台の美容室「KURUMU」が医療用ウィッグで闘病中の人を支える ウィッグのカットにも対応

船橋   2026/8/12

習志野台の美容室「KURUMU」が医療用ウィッグで闘病中の人を支える 

ウィッグのカットにも対応

 北習志野駅から徒歩約5分、共立習志野台病院のそばにある美容室「KURUMU(クルム)」(船橋市習志野台3-13-30、TEL 047-401-7886)では、約8年前に医療用ウィッグの取り扱いをスタートし、最近では問い合わせや利用者が増え、市内だけでなく市外や県外からの来店も増えている。

 同店を経営するのは、1969(昭和44)年に市内松が丘で「美容室タエ」として始まった老舗美容室「タエビスグループ」。現在は習志野台エリアに2店舗、船橋駅近くに3店舗、八千代台に1店舗を展開している。

 「KURUMU(クルム)」のマネージャー・清水紀子さんは同社で27年間、美容師として働くほか、講師としても活動。韓国の美容室とも交流しながら、よりよいサービス、技術の向上に努めているという。

 医療用ウィッグの取り扱いを始めた経緯として清水さんは、「自分自身も年齢を重ね、お客さまと共に年月を歩んできました。その中で、この先いろいろな治療や病気で困った方を美容師として支えたいと思ったことがきっかけです」と話す。

 「市内にウィッグ販売店は数店舗ありますが、医療用ウィッグを取り扱っている美容院はほぼないと思います」と清水さん。

 医療用ウィッグは、病気や治療などで髪が抜けたり、薄くなったりした人の敏感な頭皮に配慮して、縫い目や刺激を少なくするなど、長時間着用しても負担が少ないよう工夫されている。

 「数種類のウィッグを用意していますが、ネットで商品を見ていただいて、お好みのものを選んで連絡してもらえれば、こちらで注文できます」と清水さん。「そのままだと不自然に見えることが多いので、その方に合うようにカットしています。手持ちのウィッグについてもヘアカットできます」と清水さん。

 船橋市では、「がん患者等アピアランスケア費用助成」があり、ウィッグ代について最大3万円の助成が受けられる。

 「助成制度があることも知ってもらいたいですし、つらい治療や病気でもウィッグでおしゃれを楽しみながら、少しでも明るく前向きになれるように寄り添っていきたい」と清水さん。

関連サイト:
http://www.taebis.net/

  • スタイリッシュな雰囲気の「KURUMU(クルム)」

  • 店頭には「医療用ウィッグ」の看板も

  • 医療用ウィッグの調整は個室で対応

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