
市内の女子軟式野球チーム「千葉マリンスターズ」が全国大会出場、一般と中学生チームのダブル優勝目指す
8/10(土)市内の女子軟式野球チーム「千葉マリンスターズ」が全国大会出場
一般と中学生チームのダブル優勝目指す
船橋市内を拠点に活動する女子軟式野球チームの「千葉マリンスターズ」と「千葉マリンスターズヤング」が8月6日、松戸徹市長と松本淳教育長に全国大会出場に向けての意気込みを伝えるため、船橋市役所を訪れた。
この日市役所を訪れた選手は、次の通り。代表兼総監督・飯沼樹里さん、マリンスターズ選手・村越美咲さん、伊原茉耶さん、大山晶さん、マリンスターズヤング選手・渡来ひなのさん、三山結衣さん(三田中2年)、本多芽衣さん(葛飾中2年)。
同チームは8月10日~12日に江戸川区で開催される「第35回全日本女子軟式野球選手権大会」一般の部と中高生の部にそれぞれ出場する。
「千葉マリンスターズ」は、飯沼さんの「大学卒業後も野球を続けたい」という思いを受けて平成14年に父親の飯沼保さんが設立した。平成24年には中学生のみのチーム「千葉マリンスターズヤング」も設立。
柏市や市原市など千葉県内からメンバーが集まり、船橋市を拠点に活動している。これまで、「マリンスターズ」は7回、中学生のみのチーム「千葉マリンスターズヤング」は2回の全国優勝経験を持つ強豪チーム。現在、千葉マリンスターズに12人、千葉マリンスターズヤングに22人が所属する。
飯沼さんは「今年2月に父でもある代表が亡くなったが、その思いを受け継いでがんばっている。今回はマリンスターズとヤング両チームのダブル優勝を目指す」と意気込みを話した。
マリンスターズヤングが初優勝した時のキャプテンだったという村越さんは「高校卒業や就職でメンバーの一部がぬけて苦しい時もあったが、全力野球で日本一を目指す」と力強く話した。渡来さんは「中学3年は3人しかいないが、後輩の力を借りて、どのチームよりもユニフォームを真っ黒にして去年達成できなかった全国1位を目指す」と目標を話した。
松戸徹市長は「保代表とはこれまで何度も会って、選手の皆さんを大事に思って女子野球を盛り上げようとしている姿を見てきた。力を出し切ってお互いに励まし合いながら、ダブル優勝ができるようがんばってほしい」とエールの言葉を送った。松本教育長は「全国大会に出場するだけでもすごいことだし、そういう場を体験できるのは素晴らしいことだと思う。皆さんの活躍を期待している」と話した。