
FC市川GUNNERSと市川SCの提携から5周年 期待の新人加入でJリーグ参入へ向け一歩前進
2/19(水)FC市川GUNNERSと市川SCの提携から5周年
期待の新人加入でJリーグ参入へ向け一歩前進
北市川フットボールフィールド(市川市市川市柏井町4-294-5)を本拠地に活動するFC市川GUNNERSと市川サッカークラブ(市川SC)が2020年2月18日に業務提携を開始してから丸5年を迎えた。
これまでの協力関係から運営統合に向けクラブ運営の強化が図られ、Jリーグ参入に向けた準備も進んでいる両クラブ。今季は、トップチームの戦力補強に伴った戦力の充実とともに念願の関東リーグ昇格が期待されている。
提携5周年を迎えた今年、クラブはJリーグ参入に向け本格的な体制強化を進める。その一環として、海外経験が豊富で元U-17日本代表のMF幸野志有人選手(ロンドン・サムライ・ローヴァーズFC/イギリス)を獲得。幸野選手はFC東京、大分トリニータ、FC町田ゼルビアなどのクラブにも所属。海外クラブでの経験も豊富だ。「日本で再びプレーする機会を得られたことを嬉しく思う。競技者としての時間を大切にし、チームの勝利に貢献したい」と意気込みを語る。
市川SCは1962年に創立され、千葉県社会人サッカーリーグ1部で優勝5回の実績を誇る。FC市川ガナーズは2014年に設立され、プレミアリーグのアーセナルと提携した経緯を持つ。両クラブの提携により、地域に根ざした総合型クラブとしての発展が進み、地元のサッカー環境の充実にも寄与している。
また、両クラブは市川市との連携により、スポーツ振興にも積極的に取り組んでいる。ガナーズの専用グラウンドは市の防災機能と連携した遊水地施設としての役割も持ち、市のスポーツインフラ整備にも貢献している。Jリーグ参入を目指す中で、チームの競技力
向上に加え、地域密着型のクラブ運営を強化し、サッカーを通じたまちづくりにも力を入れている。
今後の展開について、チーム運営法人の一般社団法人市川市スポーツクラブ代表の扇田昌利さんは「Jリーグ参入を見据えたチーム強化をさらに進め、地域に愛されるクラブを目指していく」と話す。
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