
市民文化ホールで「夢を育む虹のコンサート」、全国レベルの12校が演奏を披露
3/18(火)市民文化ホールで「夢を育む虹のコンサート」
全国レベルの12校が演奏を披露
船橋市民文化ホール(船橋市本町2-2-5)で3月15日、「第33回夢を育む虹のコンサート」が開催された。
主催は船橋市教育委員会、主管は船橋市小中学校音楽教育研究会、後援は船橋ライオンズクラブ。今回は「こども音楽コンクール」や「日本学校合奏コンクール」などさまざまなコンクールで優れた賞を受賞した学校が参加し、多くの観客を楽しませた。
出場校は峰台小学校(箏合奏)、中野木小学校(同声合唱)、海神小学校(女性合唱)、法田中学校(マーチング)、海神小学校(弦楽合奏)、八木が谷中学校(ギター合奏)、葛飾小学校(吹奏楽)、西海神小学校(吹奏楽)、海神中学校(吹奏楽)、市立船橋高校(吹奏楽)、葛飾中学校・行田中学校合同管弦楽の12校。
海神小学校(小学校・合奏第1部門)、西海神小学校(小学校・管楽合奏部門)、葛飾中学校と行田中学校の合同管弦楽部(中学校・合奏第2部門)は、「こども音楽コンクール」で全国1位に相当する文部科学大臣賞を受賞、峰台小学校(箏合奏)は「日本学校合奏コンクール2024ソロ&アンサンブルコンテスト」で文部科学大臣賞を受賞したほか、各学校はさまざまなコンクールで上位入賞を果たした。
松戸徹市長は「船橋市民の皆さんには楽しみながら船橋の音楽を応援していただきたい。市としても教育委員会と一緒になって子ども達の音楽環境をつくっていきます」とあいさつをした。
演奏後のインタビューでは、海神小学校の6年生は「楽しい先生と個性豊かな仲間がたくさんいて賑やかな部活です。演奏はもちろん部員をまとめるのがとても大変でしたが、中学校でも生かしたいと思います」と話した。
2月に行われた「千人の音楽祭」でよさこいソーランを披露した市立船橋高校2年の伊藤さんは1年を振り返り「北海道のよさこいソーラン祭りやさまざまな学校での演奏を部員全員でできたことがとても楽しかった。顧問の高橋先生は、いつでもどの生徒にも真剣に向き合い、とても優しくて尊敬する先生」と話した。
総勢100人を超える葛飾中学校と行田中学校の合同チームでは、葛飾中3年の鎌倉悠雅(ひさのり)さんと行田中3年の松本望来(みく)さんが「合同になって2年目になるので、全員の絆が深まり、みんなが音楽に対して真剣に向き合えるようになりました。大人数なので合わせることの難しさもありますが、それぞれの良さを尊重し合ってできるところが良いところだと思います」と振り返った。
コンサートの最後に船橋ライオンズクラブ会長の大倉さんは「生音なのにあれだけ大きな迫力ある音で、しかも心地良いサウンドで感動しました。この舞台に立つという事はとても誇れることだと思います」と感想を話した。