船橋出身シンガー・声松優一さんの「day To day」、チバテレドラマED曲に “幻の曲”を8年越し音源化

  2026/5/13
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  • 5/13(水)船橋出身シンガー・声松優一さんの「day To day」

チバテレドラマED曲に “幻の曲”を6年越し音源化

 船橋市出身のシンガー・声松優一さんの楽曲「day To day」がエンディングテーマに採用された、5月14日放送開始のチバテレビ制作ドラマの放映が始まった。

 同曲は2019(令和元)年の房総半島台風をきっかけに生まれた楽曲で、これまでライブ会場のみで披露されてきた“幻の曲”。人生に葛藤を抱える登場人物を描くドラマ作品と、声松さん自身のこれまでの歩みが重なり、ファンの希望とあいまって6年越しの音源化につながった。

 ドラマは、野球選手としての夢を断念した主人公が、自らの人生と向き合うヒューマンドラマ。俳優の白鳥大地さんと下谷あゆさんがW主演を務める。声松さんは「限られた時間の中でどう生きるかを描く作品。自分自身の経験とも重なる部分があった」と話す。

 エンディングで流れる「day To day」は、“日々をどう生きるか”を静かに問いかける内容となっている。

 「day To day」は、令和元年房総半島台風直後に開いたチャリティーライブで誕生した。当初は「不謹慎かも知れない」と、ライブ中止も検討したが、仲間との話し合いの末、支援イベントとして開催することに。

 来場者に被災への思いやその時感じたことを書いてもらい、その言葉を基にその場で制作した楽曲だった。「皆さんの言葉から一曲書きます」と宣言したものの、本番までにメロディー制作が間に合わず、ステージ上で歌いながら完成させたという。観客が涙を流す場面もあり、その後もライブでのみ歌い継がれてきた。

 一方、声松さんは長年、自身の音楽活動に対する葛藤を抱えていた。20代でメジャーデビューし、映画主題歌やタイアップも経験したが、契約終了後は「売れなかった人」という意識が強く残ったという。

 ボイストレーナーや合唱団運営など後進育成に力を注ぎながらも、「自分自身の心にブレーキをかけ、自分の夢をどこかで諦めていた」と振り返る。人を応援する活動に打ち込む一方、自ら前面に立つことには迷いがあった。

 転機となったのは、近年経験したうつ病の発症や交通事故だった。命に関わる出来事を経て、「なぜ自分は生かされたのか」を考えるようになったという。

 「残された人生を音楽に使いたいと思った」と話し、長年ファンから寄せられていた「音源化してほしい」という声にも背中を押された。「成功や失敗ではなく、自分の人生のテーマとして音楽を続けたい」と語る。

 現在はボイストレーナーとして全国から受講者を集める一方、アーティスト活動も再び本格化。今後予定しているライブについても、タイトルや企画内容をファン参加型アンケートを通じて決めていく予定だという。

 小松さんは「仲間たちがずっと『諦めないで』と言い続けてくれた。その言葉を少しずつ素直に受け取れるようになった」と話す。楽曲に込めた“再出発”への思いは、自身の人生とも重なっている。小松さんは「ここからもう一度、自分の人生を音楽に懸けたい」と前を向いて歩きだすことを決めた。

声松優一さんLINE公式アカウント
※LINE公式からのアンケートでライブタイトルや企画内容を決めるという。
応募は、5月14日8時~20日23時59分まで。

声松優一さん公式HP

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