船橋市内で初、特別養護老人ホーム内に医ケア児の入浴付き放デイ開所 三山園の施設内で「ガーデンちとせ三山園」

  2026/5/26
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5/26(火)船橋市内で初、特別養護老人ホーム内に医ケア児の入浴付き放デイ開所 

三山園の施設内で「ガーデンちとせ三山園」

 「済生会習志野病院」(習志野市泉町1)のすぐ裏手にある「特別養護老人ホーム三山園」(船橋市三山2-3-2)内に4月1日、児童発達支援/放課後等デイサービス「ガーデンちとせ三山園」が開所した。

 「特別養護老人ホーム三山園」は1972(昭和47)年から、船橋・習志野・八千代・鎌ケ谷の四市が合同で運営する特別養護老人ホーム(以下、特養)だったが、運営を社会福祉法人へと移譲することとなり、2025年4月から「千歳会」(本部:千葉市稲毛区)が運営している。

 同法人は、稲毛のほか、佐倉市、埼玉県、東京都内などで特養やデイサービス、ケアハウスなど、老人介護施設を各所で展開。「三山園」が入る建物は、3階建てで広々とした施設。特別養護老人ホームの受け入れ定員は100人、ショートステイ20人、デイサービスセンターは29人を定員と、同法人が管理する施設の中でも一番の大きさを誇る。

 同施設での特養の運営が安定してきたところで今年、新たなサービとして、同法人で「かねてから実現したかった」という障がい福祉サービスをスタートさせた。

 「実現に至っては、重度心身障がい児(以下、重心児)のケアをはじめ、障がい福祉の分野にも長く携わっていた岡本さんの存在が大きかった」と三山園の施設長・菅原淳さんは話す。

 「さまざまなヒアリングを行うなかで、呼吸器をつけていたり、胃ろうをしているお子さんと暮らす家族の方はご自身が休まる暇もないほど、疲れている方もいる。中には、お子さんは重心児で、親御さんは要介護となるとお手上げ状態になってしまうケースもある」とも続ける。

 「船橋では重心者を受け入れる施設の空きが少ないという情報も聞き、そうした方の行き場を作りたいという思いから立ち上げた」と同施設の児童発達支援/放課後等デイサービス「ガーデンちとせ三山園」の課長・岡本雅之さん。

 「医療的ケアを常時必要としている方を入浴させることは、身体が大きくなると、それだけでも大変なこと」と話す。同施設にある高齢者用の機械浴設備を使い、放課後等デイサービスとして来所する重心児たちが、夕方に入浴も済ませてから自宅に帰るサービスも始めた。こうしたサービスを提供するのは同施設が市内初となるという。

 「まだまだ試行錯誤しているが、利用者の保護者様から『ここに施設ができただけでもうれしい』とのお声もいただき、手応えは十分に感じている」と菅原さんは微笑む。

関連サイト:
https://1000.or.jp/facility/garden_miyamaen/

  • 三山小学校、済生会習志野病院のすぐ近くにある同施設

  • 施設入口

  • (右から)「特別養護老人ホーム三山園」施設長・菅原さん、ガーデンちとせ三山園・岡本さん

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