柏の葉高校で全8回のロボコン講習会最終日 最終日は坪井中卒でロボコン大会経験者の高専生が講師を務める
7/26(日)柏の葉高校で全8回のロボコン講習会最終日
最終日は坪井中卒でロボコン大会経験者の高専生が講師を務める
千葉県立柏の葉高校(柏市柏の葉6-1)で7月19日、「第8回千葉県ロボコンワークショップ」が開かれた。船橋市在住で都立産業技術高等専門学校1年の成田悠哉さんが講師を務め、県内でロボットコンテストに挑戦する小・中学生約25人を対象にロボット製作や改良の考え方を伝えた。
同ワークショップは、千葉県内の中学生ロボコン参加校の技術力向上と参加チームの裾野拡大を目的に、県内の技術教諭を中心とした有志が集まる「千葉県ロボットクラブ」が主催となり、継続して開いているもの。
今年は応用部門をテーマに、ロボットの製作に加え、実際に動かしながら改善点を探る手法などを実践形式で学んだ。本年度からロボコンに取り組む生徒でも理解できる内容とし、基礎から応用まで体系的に学べる構成とした。
今回、講師を務めた成田悠哉さんは、船橋市在住。坪井中学校(船橋市坪井東1-24-1)在学時に「全国中学生創造ものづくり教育フェア」応用部門では、県大会優勝、県知事賞、関東甲信越大会優勝、全国大会3位などの実績を持つ。
成田さんは「両親が自動車整備士なので家に3Dプリンタがあったりして、ものづくりは身近なものだった。けれど最初はそんなに興味がなかったが、中学校のとき、学校の先生に誘われてロボコンの世界に飛び込んでみたら、とても面白くてのめり込んだ」と経緯を話す。現在は都立産業技術高等専門学校に通い、「NHK学生ロボコン」出場を目指している。
今回は8回で1タームのワークショップとし、第6回、第7回ワークショップでは、成田さんも基礎部門向け教材ロボットの基本設計にも携わった。初めて参加する生徒でも組み立てやすく、完成後に自ら改良したくなる構成を目指したという。
ワークショップを企画する飯山満中学校(芝山7-39-1)の技術科教諭・依田実さんによると、この取り組みは、自身と教え子がロボコンを学ぶ場を求め、関東甲信越大会出場常連校から指導を受けた勉強会が始まりだったという。
その後、「同じように学びたい学校の力になりたい」との思いから教材を整備し、回を重ねるごとに内容を充実させてきた。当日はスタッフや教え子、教諭仲間たちと、小学生を含む参加者たちのロボット製作を支えた。参加者の中には、御滝中学校コンピューター部の生徒たちの姿もあった。
成田さんは「ロボット製作を通して、挑戦することを学んだ。ロボコンに挑戦することで、失敗が失敗ではなく、失敗があるから次に進めるという考え方を学べた」と自身を振り返る。
依田さんは「子どもたちの姿を見て、ロボコンの可能性をあらためて感じた。ワークショップを通じて大会参加者が増え、新たな未来のエンジニアが育つことを期待している」と話した。










