船橋JCが「船橋大好きマップ」作成 市内各所で1605人からアンケート収集して

船橋   2026/8/6

船橋JCが「船橋だいすきマップ」作成 

市内各所で1605人からアンケート収集して

 JR船橋駅など市内10カ所以上で集めた市民の声を基に、船橋青年会議所(船橋JC)が「船橋だいすきマップ」を完成させ、7月31日に5000部が納品された。

 制作を担当した川本好博さんらは、5月20日から6月30日まで一カ月以上にわたって街頭や駅前などでアンケートを実施。1605件の回答から船橋の魅力を掘り起こした。

 マップは「船橋の魅力を再発見する」ことを目的に企画した。市民に「船橋のだいすきな場所」とその理由を尋ねると、候補は200~300カ所ほどに上った。選定では得票数だけでなく、「なぜそこが好きなのか」という回答者の言葉を重視。すでに広く知られる施設などをいったん脇に置き、委員会メンバー7人を中心に約3~4週間かけて掲載先を検討した。

 「最も苦労したのが1605件の回答を集めるまでの街頭アンケートだった」と川本さん。新船橋駅では、本来一緒に活動する予定だったメンバーの到着が遅れ、川本さんが一人で通行人に声をかけ続けたこともあった。「ほとんど無視されて、何回も心がバキバキに折れた」と振り返る。それでも通りかかった仲間や先輩経営者が応援に入って、一緒に声をかけてくえたり励ましの声をかけてくれたので気持ちを立て直せたという。

 当初の議案上の目標だった1000件に達した時には、一度気持ちが緩みかけた。だが、委員会では1500件を目標に掲げていた。「あと500件取れば1500件に届く」と再び街頭に立ち、仕事などで委員会活動への参加が難しいメンバーも、それぞれの店舗などで回答集めに協力、総力を結集してアンケートを集めた。約40日間の活動で、最終的には目標を上回る1605件まで積み上げた。

 集め終えた後にも「選ぶ苦労」が待っていた。当初は50カ所程度の掲載を想定していたが、写真や紙面スペースの制約から削減が必要になった。得票が多い場所がある一方、1票だけでも回答者の言葉から情景が浮かぶ場所もあった。川本さんらは「これは残したい」「ここは外してもいいのでは」と仕事が終わった後に集まり議論、掲載する場所を一つずつ絞り込んだ。

 川本さんが印象に残った場所の一つに挙げるのが「MAX&SONS COFFEE ROASTER」。アンケートで挙げた人は1人だったが、散歩の途中に立ち寄りコーヒーを飲む様子などが記されており、「コメントを読んでいるだけで情景が浮かんだ」という。実際に掲載の依頼で現地を訪れると、「こんなに魅力的なところだったんだ」と感じた。マップ作りは、川本さん自身が知らなかった船橋と出会う機会にもなった。

 完成品を手にした時の感想を川本さんは「やってよかったというより、まずはほっとした」と振り返る。一方で「これがゴールではなく通過点。出来上がったところからスタート」とも話す。マップはJR船橋駅、船橋市観光協会、掲載スポットなどで順次配布する予定で、船橋青年会議所のホームページからもデータをダウンロードできるという。「答えてくれた方の言葉を集められたことがうれしかった。疲れたけど最高。1605件の声を形にできたので、ぜひ見てほしい」と話す。

船橋だいすきマップダウンロード

 

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