船橋の「劇作研究きりんの会」が設立2年に 葛飾中学校演劇部OB・OGが集まって
船橋の「劇作研究きりんの会」が設立2年に
葛飾中学校演劇部OB・OGが集まって
京成海神駅周辺を活動拠点の一つとする「劇作研究きりんの会」が7月、設立から2年を迎えた。中学時代に演劇部で活動したメンバーらを中心に2024年7月に立ち上げ、高校生や大学生らが学校や世代を超えて集まり、週2回の稽古を続けている。
同会の活動には、船橋市内の中学校で演劇部の指導に携わってきた進藤雅史さんも参加する。中学時代の教え子らが卒業後も演劇を続けられる場をつくろうと集まり、当初は勉強会などからスタート。台本を読み合わせるうちに「また一緒に演劇をやりたい」という声が上がり、団体として活動するようになったという。
名称の「きりん」は、進藤さんがかつて理科の授業で進化を説明した際、黒板に描いた独特な画風の「キリン」の絵に由来するという。当時の生徒らの間で進藤さんを象徴するキャラクターのような存在になり、団体設立時に名称として採用した。現在は中学・高校の演劇部経験者を中心に、高校生や大学生などが公演ごとに参加している。
稽古は木曜と日曜を基本とし、日曜は参加者それぞれの学校生活やアルバイトなどに合わせ、参加できる時間帯に集まる。進藤さんが一方的に演出を決めるのではなく、稽古後に出演者や音響、照明などの担当者が意見を出し合う方法を重視する。「私が全てを決めるのではなく、みんなから出た意見を基に対話で劇を作っていく」と進藤さん。
公演では既存作品にも取り組む。現在稽古している作品は、大学1年生のメンバーらが中学2年だったコロナ禍に、マスク着用や出演者同士の距離を取るなどの制約の中で上演した思い入れのある演目。当時のメンバーが再び集まったことから、制限のない環境で「2026年版」として上演する準備を進めている。進藤さんは「学校とは関係なく、長く腰を据えて演劇ができる場にしたい。私がやっているのではなく、みんながやっている劇団」と話す。
9月20日には、葛飾公民館(船橋市西船3-6-25-201)でNPOまちアート・夢虫が主催する「第1回西船・まちの演劇祭」への出演を予定してる。同祭は9月19日・20日の2日間、船橋市で活動する団体を中心に、芝居や朗読、ドラマリーディング、パントマイム、舞踊などを披露する催し。きりんの会は20日14時20分~15時25分、作品「ぼくの宿題」を上演するため本番に向けて稽古を続けている。










