銚子市文化祭で盛況 初の試みの陶芸体験

  2026/2/24
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 第85回令和7年度銚子市文化祭の陶芸展が2月14日、15日の両日、銚子市市民センター(銚子市小畑新町7756)で開かれた。会場では書道展、華道展、茶席も同時開催され、多くの市民でにぎわった。  銚子市民センターでは2001年に旧NTT銚子無線電報局(通称・小畑無線)の建物を改修して開館した際に陶芸創作棟が整備された。  今回は初の試みとして、粘土の手びねりや色付け、電動ロクロの体験コーナーを設置。来場者は花瓶や茶わん作りに挑戦したほか、素焼きのペンダントや皿への絵付けなどを楽しんだ。

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 子どもを連れて参加した石毛さんは「たくさんの素敵な作品に囲まれ、子どもたちも楽しくペンダントの色付け体験ができた。先生のロクロ実演も素晴らしく、親子で興味深く見た」と話した。

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陶芸の先生による、電動ロクロの実演

 陶芸サークル協議会会長で陶芸サークル「気楽会」会長でもある武田清春さんは、体験コーナーについて「銚子市文化祭85年の歴史で初めての試みだった」と説明。    武田さんは「体験コーナーでは電動ロクロで花瓶や茶わんを作ったり、素焼きのペンダントや皿に絵付けをしたりと、大人も子どもも楽しそうに体験していた。連日訪れた人もおり、延べ100人近くが参加し盛況だった」と振り返った。

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陶芸展に展示された作品の一部

 市民センター内では現在、5つの陶芸サークルが活動している。武田さんが所属する気楽会は毎週日曜午前9時から午後1時まで活動。    ロクロや手びねりなど思い思いの制作に取り組む。陶芸の先生も毎回参加し、分からない点をすぐ相談できる。創作棟には電気窯2基を備え、成形から焼成まで一貫して行える。

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武田さんの作品

 メンバーは仕事を続ける人もいるが、定年後の趣味として陶芸を始めた人が多く、90歳を超える会員もいるという。武田さんは「仲間を増やしたいとの思いもあり体験コーナーを企画した」と話す。    自身は60歳で定年を迎えた際、「人生100年時代」と言われる中で今後の目標を考え、その一つとして陶芸を選んだ。2015年に生涯大学校の陶芸コースに入学したのがきっかけという。    「どこにもない世界で一つだけの焼き物を作ることができる。自分の想いを込められるのがものづくりの醍醐味。食卓やインテリアとしても楽しめる、趣味と実益を兼ねた芸術ではないか」と陶芸の魅力を語った。

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体験コーナー参加者が色付けした作品。この後焼成される。
銚子経済新聞編集部準備室
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銚子経済新聞を準備するための編集部が取材してきた銚子市を中心としたローカルニュースを配信していきます。
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