「居酒屋一九 船橋南口本店」で船橋漁港で水揚げされたコノシロ料理 低利用魚を活用し船橋の新たな名物に

船橋   2026/8/18

「居酒屋一九 船橋南口本店」で船橋漁港で水揚げされたコノシロ料理

低利用魚を活用し船橋の新たな名物に

 京成船橋駅近くの「居酒屋一九 船橋南口店」(船橋市本町4-45-9)で、船橋漁港で水揚げされる「コノシロ」を使ったメニューを展開してから約1年が経過し、船橋の新名物として定着しつつあるという。

 同店は「小松菜ハイボール」をはじめ、「西船小松菜焼きそば」や「船橋三番瀬 ホンビノス貝の酒蒸し」「船橋港直送 スズキのステーキ自家製ピリ辛小松菜ソース」など、地産地消メニューを積極的にそろえているなか、1年ほど前からコノシロを使ったメニューも取り入れた。

 コノシロはコハダが成長した魚で、船橋では令和5年度に2485トン水揚げされるなど、まとまった量が水揚げされている。しかし、小骨が多いことから調理に手間がかかることもあり、食用としての流通が限られてきた「低利用魚」でもある。

 しかし船橋市では近年、漁業資源としての価値を高めようと、市漁業協同組合などと連携し、学校給食への導入などの動きもあった。

 同店では、船橋漁港の漁師であり、スズキやコノシロを扱う大野和彦さんから、スズキをはじめとした東京湾の魚が減少していることのほか、これまで食用として十分に活用されてこなかったコノシロについて、その価値を高めることで、特定の魚種に偏らず、持続可能な漁業につながるという話を聞き、同店でも新メニューとして扱うことを決めた。

 現在提供しているメニューは、「コノシロ酢の物盛合せ」(649円)、「コノシロ インボルティーニチーズオーブン焼」(715円)、「コノシロ天ぷらピリ辛ソース」(630円)、「コノシロつみれ汁」(550円)。

 「骨を柔らかくするためにオーブン焼きも天ぷらも、使用するコノシロは一度酢に漬けているんです」と笹沼料理長。「いろいろな味でコノシロを楽しんでもらえたら」とも続ける。

 最近では来店客がコノシロメニューのPOPを見て「そんな魚があるんだ」と興味を持つ客も多いという。

 「料理を通し、船橋の海を守ることにつながればという思いもある。ぜひみなさんにコノシロを味わっていただきたい」と笹沼料理長は呼びかける。系列店ではコノシロメニューは扱っておらず、同店のみの提供となる。

 営業時間は16時~23時、土・日曜、祝日=12時~23時。12月31日~1月3日は休み。

関連サイト:
https://ikkyuufunabashiminami.owst.jp/

  • 「コノシロ インボルティーニチーズオーブン焼」(715円)

  • 彩りも鮮やかな「コノシロ酢の物盛合せ」(649円)

  • 店舗外観

  • 1階(写真)にはカウンター席や個室もあり、2階は70人の貸切にも対応する

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